3日目(2000年9月17日日曜日)

いよいよ万里の長城へ行きます。
長城は北京市の郊外,北西部にある。市中心部から高速を使い約2時間の所だ。
途中,昌平県(中国の「県」は,日本での○○市○○町というときの町名に当たる)にある明朝第13代皇帝と
その皇后の陵墓群,「明十三陵」に立ち寄った。



この日,中国の暦でおめでたい日に
当たり,結婚式が多かった。
中国では新郎新婦が乗った自動車に
このように風船を付けたり,派手な飾り
付けをして移動する。







八達嶺へ通ずる高速道路

料金所も表示看板も日本の物とほぼ同じだ。
サービスエリア=「服務区」だ。
ただし加速車線はない。一般道からすぐ乗り入れるので結構慣れないと
恐ろしい。高速の出口も同じで,高速車線一本隔てた出口には自転車や
歩行者がいっぱい通る一般道となっている。







高速道路のそばにはインターネット関連の
看板がたくさん立っていました。中国もIT革
命が進んでいるようです。町中でもみんな
携帯片手に早足で通り過ぎるサラリーマンや
OLがたくさん見られます。この左にある熊と
牛の絵が入っている看板は,インターネットに
よる株取引をしているグループのものです。








桃売りの屋台

十三陵へ向かう途中の道端で桃を
売る露天が多く見られた。
桃は中国では子宝や財産を現す
縁起がよく,もっとも人気のある
果物である。







定陵

十三陵の中で唯一公開されている「定陵」

内部は撮影禁止のため正面だけしか
画像はありません。








有料トイレチケット売場有料トイレ
十三陵の中にある有料公衆トイレ

十三陵だけでなくほとんどの公衆トイレは
有料だった。つまり小銭がなければトイレに
行けない。中国ではトイレに行くときには十分
余裕を持っておきましょう。

左のチケット売場で券を買う。
右はトイレ入口で,係員にチケットを渡して
入場する。コンサートチケットを買うイメージだ。
料金は3角から5角(1角=0.1元)。








十三陵の扮装記念撮影

清朝時代の皇帝,貴族の
服装に扮装して記念撮影を
してもらえる。15元。











王道にあるモニュメント

十三陵の「王道」では龍をかたどった
観覧自動車で長い道のりも楽(?)に
通り抜けることができます。(10元)
ただし揺れがひどいのでカメラ撮影も
後で見てみるとすべてブレてしまって
ました。
王道の両側には人や象,ラクダといっ
た動物の形をしたモニュメントが建って
います。








昌平は七宝焼きや繊維製品などの伝統工芸が盛んな街です。
七宝焼きの工場の見学もしてきました。







玉石まくら

ヒスイや玉石など宝石も取れるため,
いろいろな産業がある。
玉石はさわるとひんやりしているので
夏枕にも使われている。お値段は300元から。

枕を持って説明しているのはこの旅行中
お世話になった現地のガイドさんです。










織物の実演デパートの売場の中で織物の実演をしていました。




チャイナドレスと一言でいってもたくさん種類も色柄もあります。
チャイナ姿になるとなぜか女性も美しくなります。ぜひおためしを。





名前を書いて出すとその場で印鑑を作ってくれました。

実に素早い作業でした。

ただし日本の印鑑とは彫り方が逆で名前の部分が白,

外の余白部分が朱色となる。

中国人だけでなく,日本人の名前でもOK。










為替レート表

デパート売場にある銀行の為替レート表示板
ただし外貨の換金はここではしていない。

なお,デパートでの品物の買い方は日本とは
違っていて,買う品物は店員に預け,3枚綴りの
レシートを受け取り,先にレジでの支払いを済ま
せてから後で品物を受け取る。慣れていないと
右往左往しなければならない。











刀削麺麺料理のひとつ,刀削麺



さあ,いよいよ万里の長城だ!

万里の長城の遠景
八達嶺長城

昌平から高速でさらに1時間近く。
山の斜面に見えてきた白い曲線,
あれがめざす長城だ。さすが,月から
見える唯一の構造物だけあり,かなり
遠くから見えていた。






八達嶺長城の駐車場



長城への登山リフト



長城へは登山リフトが最近付いた。
1台最大6人乗り。
速度はかなり速く,約10分で長城の入場口まで行ける。
リフト搭乗と長城の入口それぞれ別々に料金を支払う。

ただし強風が吹くと絶叫マシーンに早変わり!
便利だけどここは中国。ゴンドラも施設も中国製。





























 
万里の長城(八達嶺長城)


 秦の始皇帝の時代に建造された,世界最大と言われる人工造形物。
 北部の騎馬民族の侵入を防ぐために造られた。
 全長約6000キロあり,中国の古い単位では約1万2000里あるために
 「万里の長城」と称される。
 登りの序盤には段がなく,平らで急な斜面を登らねばならず,すべらない
 ように端の壁を伝いながら登った。この日も長城から,文字通りあふれん
 ばかりの人々が観光に訪れていた。世界各地からはもちろん,中国国内
 の様々な地方からもたくさん旅行グループが来ていた。長城の中にもカメ
 ラのフィルムや記念品を売っていたが,特にフィルムは市中で買うよりもか
 なり高かった。長城を訪れるには観光スポットも多いので,多めにフィルム
 やビデオテープを用意していった方がいい。
 トイレもリフトの乗り場と長城入口にしかない。






 中国語で「万里の長城」のことをこう書きます。
 ここでも上の中国語文字をクリックして発音を聞いてみてください。






長城からの帰り道,全国農業展覧館で
中国茶の入れ方を教わりました。
「烏龍茶は必ず100度の沸騰したお湯で入れてください。」
流暢な日本語で職員の女性が説明してくれました。








まず細長い聞香杯(もんこうはい=ウェンシャンパイ)
に7分目までお茶を注ぎ,喝杯(かつはい=フーパイ)
を蓋をするようにしてかぶせ,逆手にした片手に持ち,
1,2の3の要領で逆さにひっくり返す。すると喝杯に
お茶が移る。空になった聞香杯でお茶の香りをまず
楽しみ,喝杯の茶を3回に分けて飲む。これが烏龍茶
の「茶道」の概要である。
本物の烏龍茶の味は,日本で売られているカンやペット
ボトルの烏龍茶とは全然違う。ぜひ本物の味を試してみ
てください。
日本でも中国街で味わうことができます。






これで3日目の行程はおしまい。いよいよ北京滞在最後の日です。北京の夜景も見納めだ。



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