まずは、長い間ブロードバンド網から見放されていた時に書いた不満レポからです。

ブロードバンド未開通エリア(デジタルディバイデッドエリア)に住む住民の腹立ち日記

                                                       記述:2006年5月

私たちの住む徳島県海部郡美波町赤松地区は、未だに光はおろかADSLもやってこないブロードバンド未開通エリアだ。
しかもケーブルテレビ設立の声も町議会に反映されていないほど立ち後れている地域だ。
インターネットは今でも64kbpsのISDNラインしか来ていない。でもネットを活用している人は相当いる。
光は県庁所在地の徳島市とその周辺に留まっているのはさておき、同じ町内中心部にADSLがやってきてもう数年になる。
そこでは50Mbpsの高速サービスがやって来ていて、その差は歴然だ。
そろそろ赤松にもADSLが来るかと待っていたが、ADSLのサービスエリアが広がる気配が一向にない。
NTTに問い合わせると、加入数が極度に少ないために今後もADSLの開通見込みはないと言う。
なんにも、一般加入電話とISDNまでは全家庭に引く義務があるものの、ADSL以上のブロードバンドはその義務がなく、
引く基準は一般加入数1000戸をボーダーとして、それを下回るエリアは開設の構想に入れられないとのこと。
そのことを知らずに気長に待っている同じ境遇の地域の人もいることであろう。
でもそれってISDNで失敗したツケを田舎の人間に押しつけていることで、自社の利益にならないってだけで
今やあたりまえのブロードバンドを地方に提供しないってのはいささか勝手であるまいか。

ブロードバンドってあんなに加入促進CMやキャンペーンやっているのに、過疎地域では「部外者」扱いされ、黙殺されている
ことには正直気づかなかった。「悔しい」の一言である!
今や日常的に数あふれる映像と音楽のコンテンツが配信されていて、たいていのお店も公共サービスもまずブロードバンドが
どの家庭にも入っているという前提のもとで送られている。各社テレビCMではたいがい「詳しいことはネットで検索!」って
なっている。すでにブロードバンドが提供されているエリアは、全国における市町村単位でいえば97パーセント以上で、
人口比では8割強までもがその恩恵を受けているという。人口の多い場所つまり数の論理、民主主義とはおめでたいものだ。

民間の通信会社やプロバイダによるブロードバンドサービス、それにケーブルテレビさえもやってこないこんな地域もあること
をここでお知らせしたい。
このページを、ギガbps単位で閲覧している都会の人もいることであろう。田舎者の嘆きと受け取ってくれても構わない。
全国あまたあるブロードバンドサービス拡大で飯を食っている企業の者たちよ、「全国ブロードバンド構想」とか夢を語っている
政府の役人どもよ、そろそろ私たちノーラインのエリアに希望を与えてくれる順番をまわしてもらえまいか。

 「もったいな〜い、フレッツ光を知らないなんて〜」−私たちど田舎の者ほど光をよく知っている、
しかも今すぐにでもやって来てほしいんだ!
電気店や駅前でブロードバンド加入キャンペーンに呼び止められると「お宅の会社が引かないんじゃないか、
まずラインを引きなさい」と一喝している。

 「もったいな〜い、フレッツ光を引かないなんて〜」
 しかしながら、ADSLや光っていわばNTTの主力商品だろう、主力商品を売らない会社って・・・。

        




  そんな赤松地区にもようやく光明が差してきました。

   → 2009年、海部郡内で地域情報化推進計画が進みました。